青木内科医院
小矢部市の内科、小児科、循環器内科
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睡眠時無呼吸症候群(SAS)
― 原因を見つけて、自分に合った治療を選ぶ時代 ―
睡眠中に「呼吸が止まる・浅くなる」を繰り返す病気です。
代表的なのは、のどがふさがって起こる**閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)**です。
いびきだけでなく、日中の眠気・朝の頭痛・熟睡感がない・夜間頻尿などがサインになることがあります。
① 原因は人それぞれ
「太っている人だけの病気」ではありません
閉塞性睡眠時無呼吸では、眠って筋肉の力がゆるむと、空気の通り道(気道)が狭くなったり、ふさがったりします。
主な原因は、
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扁桃腺・アデノイドの腫大
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小顎・あごが後ろに下がっている
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舌が大きい・舌根が落ち込む
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首まわりの脂肪・肥満
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鼻づまり、アレルギー性鼻炎、鼻中隔弯曲
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仰向けで寝ること
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飲酒などによる気道の筋肉のゆるみ
などです。
つまり、「体重」だけでなく「のど・鼻・あごの形」も大きく関係します。
特に大切なのが「閉塞する場所」
鼻 → のど → 舌の奥 → 気管のどこで狭くなるのかを考えることが、治療選びにつながります。
② 🏠簡易検査は「自宅」で行います。
まずクリニックで診察・問診を行い、自宅に検査キットをお送りします。普段どおり寝ながら検査します。
指に酸素センサー、鼻に呼吸センサーなどをつけて一晩寝ます。
わかること
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呼吸が何回止まったか
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呼吸がどの程度浅くなったか
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血液中の酸素がどのくらい下がったか
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いびきなど
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3割負担:検査部分 約2,160円~3,000円程度+診察料が目安
2026年6月の診療報酬では、携帯用装置による終夜睡眠ポリグラフィーは720点です。医療機関によって判断料などが加わるため、実際の窓口負担は多少異なります。
③ 検査結果と無呼吸の原因によって治療方法を選びます。CPAPというマスクを用いた治療や、体重管理、扁桃腺の治療など。その方にあった治療方針を、一緒に相談しましょう。
😴 CPAP
鼻から空気を送り、寝ている間に気道を開いておく治療
中等症~重症の閉塞性睡眠時無呼吸では、代表的な治療方法です。
CPAPの特徴
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寝ている間だけ使用
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自分の気道を空気の圧力で開く
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無呼吸・低呼吸を抑える
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機械は保険診療でレンタル
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💰 CPAPの費用【3割負担】
3割負担 約3,900円
ここに診察料などが加わるため、実際の月の支払いは4,000~5,000円程度が一つの目安です。

👄 口腔内装置(マウスピース)
下あごを少し前に出すことで、寝ている間に気道が狭くなるのを防ぐ方法です。
特に、軽症~一部の中等症や、CPAPが合わない場合などに検討されます。
👃👄 扁桃腺・アデノイドの手術
扁桃腺やアデノイドが大きく、そこが気道を狭くしている場合には、耳鼻咽喉科で手術を検討します。特に小児では、アデノイド・口蓋扁桃の肥大が原因となっていることが多く、摘出術が有効な場合があります。
成人でも、扁桃肥大など明らかな解剖学的原因がある場合は、耳鼻咽喉科で原因に合わせた治療を検討します。
🚶 減量・運動・体調管理
肥満が関係している場合は、食事改善 + 運動 + 減量
によって無呼吸が軽減することがあります。
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寝る前の飲酒を控える
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仰向けを避ける
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鼻づまりを治療する
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適切な睡眠時間を確保する
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定期的に運動する
なども大切です。
ただし、減量だけで治りにくい人もいるため、必要な場合はCPAPなどを併用します。
